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第37回勉強会

概要

日時/DATE :  2015/02/22 13:15 - 

定員/LIMIT:  50名

会場/PLACE: 生麦地区センター

テーマ

@noritsuna 
　　「CUDA on Android？知らない子ですね。」
@naobsd　
　　「未定(Rockchip関連の予定)」
@tetsu_koba　
　　「Tricky implementation of Go ARM soft float」
@AkiraTsukamoto　
　　「Linaro Connect について (96board、Google Ara、ARM　server等)」
@l_b__　
　　「Androidのリカバリシステム」

参加者(ATND順・敬称略)

    1. l.b.l.b. : 管理者として参加
    2. handyfoxhandyfox : よろしくお願いします！
    3. 暇人2世暇人2世 : よろしくお願いします。
    4. NoritsunaNoritsuna : おれ、この実装が終わったら、発表するんだ。
    5. solasola : 本業次第では途中参加 or 途中退場するかも
    6. akachochinakachochin : 久々です！参加します！よろしゅう。
    7. okapomokapom : よろしくどうぞ
    8. hldenorlyhldenorly : よろしくお願いします。
    9. magorokumagoroku : さんか
    10. nekomatunekomatu : 久しぶりに。
    11. cooseecoosee : さんかしま
    12. hermit4hermit4 : 納期間際だけど
    13. naobsdnaobsd : よろしくお願いします
    14. kinopkinop :
    15. tetsu_kobatetsu_koba : たまにはAndroidもビルドしたい。
    16. YuyaHirakawaYuyaHirakawa :
    17. O.E.C.O.E.C. : さんかー
    18. akihito104akihito104 : 参加させていただきます。よろしくお願いします。
    19. cid644cid644 : 参加します
    20. sekitobasekitoba : さんかで
    21. chebeckychebecky : ずさっ
    22. android auandroid au : 参加希望します。ひさびさです。
    23. Kaikias_lysKaikias_lys : 酸化
    24. YokomichiHYokomichiH : よろしくお願いします。久々の参加です。
    25. fahofaho : よろしくおねがいします
    26. tarouuutarouuu : よろしくお願いします
    27. hrdakinorihrdakinori : よろしくお願いします
    28. s_mitus_mitu : よろしくおねがいします。
    29. tishimarutishimaru : よろしくお願いします。
    30. nao1nao1 : よろしくお願いします
    31. saitoh560saitoh560 :
    32. shin1_okadashin1_okada : 今回は間に合った
    33. ottocilindriottocilindri : よろしくお願いします。
    34. AkiraTsukamotoAkiraTsukamoto : 参加します。先週のLinaro Connect についての発表もOKでしょうか>^_^<
    35. NyaRuRuNyaRuRu : よろしくお願いします
    36. oz__oz__ : 参加させていただきますー ちょっと遅れるかもですが

    発表内容


    @ noritsuna : 「痔たちぬ　〜掘られ腰痔ろう」(資料)
    OpenCLの速度比較について・・・をやる予定だったのですが、入院していて間に合いませんでした。
    というわけで、体験談・・・・

    というのは冗談です

    ・前回の復習
      ・偽くーだちゃん
        →　Home > CUDA Zone の中にあったツール 
    　  　→ 動かなかった
      ・新くーだちゃん for 64-bit ARM
        → Home > Gameworks > Tools > Tegra Android Development Pack
         なんと、前回のCUDAちゃんは偽物だった。ユーザー登録すら別のページに登録されていた

     
    ・本日のお題
      ・Open CV for Open CL
      ・Open CV for FPGA

        注意: OpenCL for GPU vs FPGA　というお話ではないです。
     
    ・OpenCL for FPGAについて
       → OpenCLでコードを書くとFPGA処理にしてくれる

          - Advantage of FPGA
          - ソフトウェアエンジニアがFPGA向けのコードを簡単にかける
          もともと、High-Level-Synthesis といってC/C++/Java/PythonでFPGA向けのコードが書けるというものがあったが、似非Cのようなものでしかなかった。それが、OpenCLを使う事でよりFPGA向けに書きやすくなっている。 
    • Streaming Processing for no memory.
      どういう事ができるかというとストリームで流れて来た画像の変換等をメモリを使う事無く逐次処理できる
    • Pipeline Processiong for Parallel

    ということで、本編にいきます。
    • About Open CL for OpenCV
      OpenCVのための関数をOpenCLとしてラッピングしている。
    • Customized OpenCV for OpenCL
      バイナリコンパティビリティはないんです。
      • header
        modules/core/src/opencl/runtime/generator/
      • source
        modules/core/src/opencl/*.cl

      offline compile or online compile
      つまり、OpenCV用にカスタマイズする場合、OpenCVを全部コンパイルし直さないといけない。
      しかも、Androidだと、OpenCVのソースコードが基本用意されていない。noritsunaのgithubから落としてくる事に・・・。
    本当はここから動かしてみたになるんですが・・・・ごめんなさいということで、プレゼント企画
    • OpenCV for FPGA
      • 今回使ったものは : Zynq-70000 Series
      • Zynq + PWM IP Core(FPGA)
      • OprnCVの機能をFPGAに載せていく
      • 個人で買えそうなもの
        • ZedBoard
          USD495,Zynq-7020
        • ZYBO
          USD189,Zynq-7010
        • With Vivado(IDE) License(ZYBO用) - 無料でついてくる訳ではないので

      OpenCVをCPUで十分な機能とFPGAでやった方が良い機能に分ける。
      Xilinxのページに、ドキュメントがあります。
      「Accelerating OpenCV Application with Zynq-7000 All Programmable SoC using Vivado HLS Video Libraries」 使うツールは、３つ
      • Vivado HLS(High-Level Synthesizer)
      • Vivado (IP Designer for Xilinx FPGA
      • ISE(Expiredなんだけど、ネットの情報はたいていこっちが使われている)

      ここからの説明は分けわからない感じでしたが、要するに、罠が一杯です。ありがとうございます。
      貧乏人が使えるのは、hls_video.hだけ。おそらくhls_opencv.hは有料なんだと思う。
      気を取り直してコンパイルすると、ipというフォルダ下に色々とコードがジェネレートされる。
      では、実際これはどこでFPGAに入れるのかというと
      • FSBL(1st boot loader) = x-loader, u-boot
      • Linux kernel for Your System
      • Ubuntu/Android for System
      では、バトル・・・というところで、力つきました。とりあえず、答えだけ。
      XilinxさんによるとFPGAで動かす方が1000倍早いそうです。→ まぁ、石が早いというより、バスが速いんだと思います

    @ naobsd : 「 Mr.Rockchipswamplove 」(資料)
    • 自己紹介
    • APAD - iRobot覚えていますか
    • rockchipとは
      • Google
        • Chromebook
        • Project Ara
      • Intel
        • SoFIA
    • RK Seriesの紹介
    • RK3288のブロック図
    • RK3188のブロック図
      一つ前の機種、古いのでDisplay Interface等が少ない
    • Development Board
      • ChipSPARK
        FireFlyよりは大きいくらい
      • FireFly
      • Open Web Board
      • MarsBoard
      • Olimex RK-3188
      • Radxa Rock Lite/Rock Pro
    • Software
      • Android SDK 4.4.2
      • Chrome OS - RK3288向け
      • Linux mainline(linux-next)
      • u-boot
        メインストリームには入っていないけど、u-bootに移行してます。
      • NetBSD
      • FreeBSD
      • FirefoxOS
      • OpenEmbedded/Yocto
      • Gentoo
      • Tizen:Common
    • Datasheets
      http://rockchip.fr
    • MozOpenHardware
      • Mozilla Factory
      • Platform for Web of Things
      • Hardware : RK3066 名称未定
      • Firefox OS

    @AkiraTsukamoto 「 Linaro Connect について」(資料)
    • 自己紹介
    • Linarr Connect
      ARMのソフトウェアのエコシステムを構築するため作られたが、世界中に社員がちらばってるので、顔を合わせましょうというイベント。当時は誰でも誰でも読んで良かったものの、人数がとんでもなく増えたので、Linaro社員とメンバー企業以外は有料にしたけど、500人くらいは集まるイベントになっている。
    • のりつなさんへの突っ込みということで、OpenCLは、マルチスレッドなんかの延長でコード書いてしまうと、遅くなってしまう。[MARS Sony]当たりで検索すると関連文献がひっかかるので、参考にしてみて下さい
    • 96Board
      • Linux Foundationの公式アカウントがURLをつぶやいている
      • The First of the 96Boards
      • 64bit ARMで個人の人が使えるBoardが発表になりました
      • 8-core ARMv8-A 64bit Cortex-A53 1.2GHz
      • Wifi,Bluetooth 4.0, USB 2.0, HDMI 1.3, microSD
      • 規格に沿えば拡張ボード作れるようにしているので、ハードも盛り上がって欲しい
      • 500台作ったのだけど、イベントで配っただけで終わってしまって、いま注文しても予約待ちになります。
      • 初回に配った分は、ブートローダも入っていない状態なので起動までの手間が色々かかります。次の版からはブートローダーは載って出るはず
    • Project Ara
      ハードをレゴブロックのように取り替えて組み合わせて使えるハードウェア
      Project Araのリーダーが、実質的にはグレッグさんになっている。
    • ARM Server
      e-ATXのマザーボードで、偉いでかいボード。16-core
    • Thunder X 64bit 48core みたいなものも・・・・
    • 富士通の明石さんが、Linaroで賞を受けている
    • Android support Clang and gcc
    • Browser testing Framework for LHG
    • Chromium (Chromeのオープンソース版)
    • Open Stackのベンチマーク
    • Open JDKの高速化
    • UEFI on BeagleBoard Black
    @l_b__ 「 Androidのリカバリシステム 」(資料)
    • 今日の内容
      • ABS2012: Android Software Updateをベースに、OTAアップデート・リカバリシステムを説明します
      • ろりでの新機能 SecureBootについて
    • 自己紹介
    • OTAアップデートの手順
      • OSのビルド、OTAファイルの作成、OTAアップデートはAOSPでやってくれるが、サーザーについてはやってくれない。
      • Releastools
        TFPからデジタル署名されたOTAアップデートファイルを生成するツール
      • Android.os.RecoverySystem API
        アップデートファイルの検証とインストール
      • Recovery Console(RC)
        Android内の別ブート環境等
      • Updater
        Edifyというスクリプトで書かれたアップデート処理を実行
    • リカバリシステムの制限事項
      再パーティショニングはできない
      １度にできるのは１アップデート
    • Androidのファイルシステムのおさらい
      • boot
      • system
      • data
      • recovery
      • misc
        BCBと呼ばれるブロックデバイスとして直接読み書きされる領域
      • cache
    • Android Bootイメージ
      mkbootimageのヘッダファイル等を読むと色々情報があります
    • recovery.fstab
    • Releasetoolによるアップデートファイルの作成
      • Target Files Paclageで生成
        make target-files-package
        OTAアップデート生成に必要なすべてが含まれたzipアーカイブができる。
        差分アップデートが必要な場合は２つのTFが必要
      • Androidセキュリティ
        すべてのAPKは電子署名される。
        AOSPは、build/target/product/securityに４つの証明書を持っている。
        ただし、製品版には使えない（らしい）
      • ota_from_target_files
        TFPからOTAアップデートファイルを生成する為のpythonスクリプト
    • アップデートファイル生成のまとめ
    • Releasetools拡張
    • その他のReleasetools
    • RecoverySystem API
      /cache/recovery/commandにコマンド、アップデートパス等を書き込んでRecovery Consoleに伝えている
    • Recovery Console
      リカバリ用の起動イメージ。ベンダーが実装するブートローだからの操作として起動
    • Recovery Consoleの制御
      引数チェック、BCBブロックのパラメータのチェック、キャッシュのコマンドに書いた情報のチェックをする。
      引数は、すべてBCBに保存されている。
    • finish_recovery
      BCBをクリアして、ログを/cache/recovery領域に保存して終了
    • ブートローだとの調整
    • Recovery Console UIプラグイン
    • Recovery画面 - GUIは画像ベース
    • Updater実行バイナリ
      下手な事をすると文鎮化するので注意
    • 起動からのリカバリ処理
    • flash_recovery
    • Applypatch
    • Edifyスクリプト
    • Updaterプラグイン
    • 製品化タスク
    • ろりでの新機能 - Secureboot
      読み取り専用パーティションの整合性を保障する機能が有効化されている
      → この影響でリカバリが入るの上書きではなく、ブロック単位でブロック差分を使用するように変更されている。
    • 参考資料
    OEC「 ちょっとだけ 」
    2015/04/25 に DroidKaigiを開催します。
    スポンサーを呼ばない、開発者よりのものになりますので、ぜひ発表者の方、応募して下さい。

    次回勉強会についての打ち合わせ


    懇親会


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